横綱大関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 00:04 UTC 版)
正大関が0人または1人のみの場合、横綱の地位の力士が「横綱大関」として番付上大関の地位も兼ねることとなるが、この時「横綱大関」となるのは正横綱である。例えば、大関力士が不在だった1981年(昭和56年)9月場所では、東横綱大関北の湖、西横綱大関千代の富士、東張出横綱若乃花という番付だった。正横綱が大関の地位を兼ねるのに、下位であるはずの張出横綱がそうではないのはおかしいのではないかという声もしばしばあがり、「横綱大関」経験者の中にも腑に落ちなかったという言葉が残る。また、1955年(昭和30年)1月と3月には、4横綱1大関という時期があり、その時の順位は、東正横綱、西正横綱(「横綱大関」ではなかった)、西横綱2番手(張出ではなく正規の欄内に書かれた)、東張出横綱という順位だった。後述のように、現在の制度としては張出は存在しないので、今後横綱が3人以上でかつ大関が0人または1人のみとなった場合、どのように番付が記載されるのかは不明。
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