横浜シティ・エア・ターミナル (YCAT) 跡地の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 00:51 UTC 版)
「ポートサイド地区」の記事における「横浜シティ・エア・ターミナル (YCAT) 跡地の開発」の解説
1996年9月の横浜シティ・エア・ターミナル (YCAT) 移転(建物の完全閉鎖は2006年度)以来、旧YCAT(C-4街区)の建物がそのまま取り壊されずに残され、公園としての利用が計画されている一部エリアを除く跡地の利用については、公共施設とする整備方針はあるものの具体的な土地活用方法は未定のままであった。 2014年12月に実施された民間事業者や学校法人などへのニーズ調査では、カフェやシェアオフィス、住宅展示場などの意見も出されており、横浜市では市民団体の交流の場や防災機能拠点の確保などを前提とした上で、2016年6月から事業者の公募を実施していた。同年12月、市内のインターナショナル・スクール(鶴見区東寺尾にあるホライゾン学園の横浜キャンパス)が当地へ移転することが明らかとなり、同年12月1日より22年間の定期借地権設定契約が締結された。 上記の移転計画(新規開発)が決定したことに伴い、翌2017年にこれまで残されていた旧YCATの建物を解体。跡地には地盤を掘り下げた上で3階建ての校舎を建設し、2019年4月に開校した。校舎屋上にグラウンドを整備し、横浜市の方針どおりコミュニティースペースや防災機能拠点として防災備蓄庫なども備える。 なお、前述の「公園としての利用が計画されている一部エリア」については、2020年時点でポートサイド公園の未整備区画となっている。
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