横手城と行政のしくみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 05:07 UTC 版)
「横手 武士団」の記事における「横手城と行政のしくみ」の解説
横手城には ”御役所” が置かれ、2~3人の取次役が詰めていた。 (久保田の)藩庁からの指令を実行する役目を果たした。 藩庁から、横手給人に宛てた指示は、取次役を通して武家町の世話役に通達された。 ” 御条目(ごじょうもく)”といわれる重要な指令は、世話役が写しを持ち帰って、町内で読み聞かせて徹底を図った。 横手には、 ①” 郷校書院教授(ごうこうしょいんきょうじゅ) ” 、②”物書(ものかき)”、③” 米倉役(こめくらやく)=御蔵役”、④郡方御用係”の専門職が置かれた。 横手城下には町奉行(民生を取り仕切る役職)は置かれていなかった。町方や近郷の村々の民政に関する問題や事件の処理にあたっては、その都度、取次役が給人を任命して派遣し、町方の庄屋・村方の肝煎(きもいり)・長百姓(おとなひゃくしょう)らとともに対応していた。 一方、武家の事件では、当事者間の示談で内々に解決することが原則になっていた。
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横手城と行政のしくみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 09:07 UTC 版)
横手城には ”御役所” が置かれ、2~3人の取次役が詰めていた。 (久保田の)藩庁からの指令を実行する役目を果たした。 藩庁から、横手給人に宛てた指示は、取次役を通して武家町の世話役に通達された。 ” 御条目(ごじょうもく)”といわれる重要な指令は、世話役が写しを持ち帰って、町内で読み聞かせて徹底を図った。 横手には、①” 郷校書院教授(ごうこうしょいんきょうじゅ)” 、②”物書(ものかき)”、③” 米倉役(こめくらやく)=御蔵役”、④郡方御用係”の専門職が置かれた。 横手城下には町奉行(民生を取り仕切る役職)は置かれていなかった。町方や近郷の村々の民政に関する問題や事件の処理にあたっては、その都度、取次役が給人を任命して派遣し、町方の庄屋・村方の肝煎(きもいり)・長百姓(おとなひゃくしょう)らとともに対応していた。 一方、武家の事件では、当事者間の示談で内々に解決することが原則になっていた。
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