標準地域メッシュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 21:35 UTC 版)
日本では、行政管理庁(現在の総務省)によって出された「統計に用いる標準地域メッシュおよび標準地域メッシュ・コード」(昭和48年7月12日行政管理庁告示第143号)が用いられている。このコードは1976年1月1日に日本工業規格(JIS C 6304、のちにJIS X 0410 地域メッシュコード)となった。 標準地域メッシュでは第1次メッシュから第3次メッシュまでが定められている。また、それより細分化した分割地域メッシュもある。 各メッシュとも緯線・経線を基にしているため、横(東西)の1辺の厳密な長さは高緯度ほど短い。たとえば「第3次メッシュ」では簡便には1辺1kmと称しているが、北海道札幌市を含むメッシュの横は1018m、縦は926mであるのに対し、沖縄県那覇市を含むメッシュの横は1249m、縦は923mである。また、地球は真球ではなく扁球に近いため、同緯度相当分の子午線弧長に差があり、縦(南北)の1辺の厳密な長さは高緯度ほど長くなるが、横1辺ほどの差は生じない。
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