業者の賛否両論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 13:57 UTC 版)
立場によって導入に関しての意見は180度対立する。 反対意見 すでに、国の仕事を請け負っている法人・企業等で作る官公需組合受注確保協議会は、「民間企業が安く値切るのはわかるが、行政まで民間並みの安いコストにされてしまうと、私たちの経営が厳しくなる。」「私たちは国との信頼関係を築いてきたのに、国との信頼関係のない一般の企業が大量に参入してきてしまう。」と、競り下げ導入の閣議決定に反発した。 賛成意見 今まで、国の仕事を受注できていなかった企業は立場が逆で、「国の仕事のほとんどには、参入したくても参入できない。いつも一部の「お決まり業者」だけが契約を取る慣習になっている。コネのない普通の中小企業が、国の仕事を受けようとすれば、ほとんどが「孫請け」か「ひ孫請け」になってしまう。その場合、「お決まり業者」に利益をピンハネされている。安くなっても、競り下げ方式などの公平で透明な入札制度の方がいい。」としている。
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