椿餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/31 16:50 UTC 版)
椿餅(つばきもち)はツバキ(椿)の葉に挟んだ餅菓子。平安時代に登場するようになった菓子である[1]。
歴史
平安時代の『源氏物語』「若菜上」や『宇津保物語』「国譲上」に「つばいもちゐ」の語で登場する[1][2]。
「椿い餅、梨、柑子やうのものども、様々に筥の蓋どもにとりまぜつつあるを、若きひとびと、そぼれとり食ふ」(『源氏物語』「若菜上」)
また『宇津保物語』国譲上に「大臣どのの御かたより檜割子御酒つばいもちひなど奉り給へり左の大いどのよりは梨柑子たち花あらまきなどあり」とある。
江戸中期の『類聚名物考』によると、餅粉に丁字の粉を少し加え、甘葛の汁で練って団子にしたものを椿の葉2枚の間に挟み、薄い紙の帯で巻いたものとしている[1]。
原料に関しては、道明寺粉を使うのが普通であるが、上新粉を使ったものもあるとされる[2]。
京都などでは2月の和菓子として椿餅が供される[1]。なお『鶴見七湯廼記』では地獄蒸しにより蒸した椿餅が掲載されており、餅の下に椿の葉を敷いているのが由来となっている[1]。
脚注
- ^ a b c d e “別府の文化財 鶴見七湯廼記-その内容と復元の試み-”. 別府市. 2025年11月1日閲覧。
- ^ a b 塩田芳之、小野謙二. “豆と生活 小豆と俳句(1)”. 公益財団法人日本豆類協会. 2025年11月1日閲覧。
外部リンク
- 椿餅とは - コトバンク
- ~源氏物語のつばきもち~| レシピ | NHK「グレーテルのかまど」 - ウェイバックマシン(2020年10月5日アーカイブ分)
- 紫式部と椿餅 | 菓子資料室 虎屋文庫 | 株式会社 虎屋
椿餅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 20:23 UTC 版)
もち米を蒸してから乾燥し、軽く砕いた道明寺粉で作る餡入りの餅で、椿の葉ではさむ。
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