森野旧薬園とは? わかりやすく解説

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森野旧薬園

名称: 森野旧薬園
ふりがな もりのきゅうやくえん
種別 史跡
種別2:
都道府県 奈良県
市区町村 宇陀市
管理団体 宇陀市(昭4・528)
指定年月日 1926.02.24(大正15.02.24)
指定基準 史5
特別指定年月日
追加指定年月日 昭和6.10.23
解説文: 享保中森野通貞ノ創メシニシテ今ニ支那産等舊時藥種草木アリ其ノ子孫シク之ヲ繼承江戸時代藥園トシテ善ク舊態ヲ保テルモノナリ尚通貞夫婦ノ祠堂岳庵及碑石等ヲ存ス
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史跡:  梶栗浜遺跡  棚底城跡  森山遺跡  森野旧薬園  森鴎外旧宅  植山古墳  椚田遺跡

森野旧薬園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 07:50 UTC 版)

森野旧薬園
施設情報
事業主体 森野吉野葛本舗
開園 享保年間(1716年~1736年)
所在地 633-2161
奈良県宇陀市大宇陀上新1880番地
公式サイト 森野旧薬園
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森野旧薬園(もりのきゅうやくえん)は、奈良県宇陀市大宇陀上新1880番地にある薬園。国指定史跡

歴史

森野家は大和国宇陀郡松山(現・奈良県宇陀市大宇陀)で葛粉の製造を行っていた。享保14年(1729年)、森野家の11代目である森野藤助は本草学者で幕府採薬使の植村政勝に随行し、幕府薬園の薬草木を与えられて栽培や精製を許された。これに伴って、享保年間(1716年~1736年)に森野家の裏山に開かれたのがこの薬園である[1]江戸の小石川御薬園(現・小石川植物園)と並んで古い薬園であり、現存する日本最古の私設植物園であるとされる[1]。森野藤助は図譜『松山本草』などを著している。

1926年(大正15年)2月24日に国指定史跡に指定され、1931年(昭和6年)10月23日に追加指定が行われた。約250種類の薬草木が植えられている。

解説

文化庁はこの薬園について、次のように解説している[2]

享保中森野通貞ノ創メシ所ニシテ今ニ支那産等舊時ノ藥種草木アリ其ノ子孫久シク之ヲ繼承シ江戸時代ノ藥園トシテ善ク舊態ヲ保テルモノナリ尚通貞夫婦ノ祠堂桃岳庵及碑石等ヲ存ス — 文化庁

脚注

  1. ^ a b 森野旧薬園 森野吉野葛本舗
  2. ^ 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2021年1月19日閲覧。

外部リンク

座標: 北緯34度28分41秒 東経135度55分58秒 / 北緯34.47806度 東経135.93278度 / 34.47806; 135.93278



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