核内部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 09:59 UTC 版)
地震の観測網が整備されていくと、これまでは地震波はまったく届かないと思われていたシャドーゾーンにも、弱い地震波があると観測され始める。レーマンは1936年に、感度の良い地震計で地震波の反射を観測することによって外核と内核の境界を発見した。彼女が観測結果から推測した内核の半径は 1400 km で、現在広く受け入れられている 1221 km に非常に近い値だった。なお、この値を地表からの深さに換算すると 5100 km となる。また、レーマン面での地震波は、グーテンベルグ面と逆の屈折をして、シャドーゾーンに出る経路をとる。
※この「核内部」の解説は、「レーマン不連続面」の解説の一部です。
「核内部」を含む「レーマン不連続面」の記事については、「レーマン不連続面」の概要を参照ください。
- 核内部のページへのリンク