株式会社化・百貨店化と事業の拡大
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:46 UTC 版)
「さいか屋」の記事における「株式会社化・百貨店化と事業の拡大」の解説
復興の成功を受けて1928年(昭和3年)3月1日、従来の合名会社を改組して資本金50万円の株式会社雑賀屋を設立した。店と顧客の一体化を目指して雑賀屋百福会を発足し、会員に1人10株を割り当てて創業家の岡本家と店員のほかも株式を保有する制度を導入した。10月3日に木骨鉄筋コンクリート造3階建て約430坪の店舗が完成して百貨店化し、連日多数の客を集めた。 1930年(昭和5年)10月に旧横須賀郵便局(後の横須質信用金庫本店)を改造して別館の徳用品市場を設置し、1931年(昭和6年)3月に均一価格店のさいか屋十銭ストアーを現在の不二屋菓子店の位置に開設するなど事業の拡大を続けた。
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