柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区とは? わかりやすく解説

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柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/23 15:57 UTC 版)

柳井市古市金屋
白壁の街並み
重要伝統的建造物群保存地区
基本情報
所在地 山口県柳井市
種別 商家町
選定年月日 1984年(昭和59年)12月10日
選定基準 1
面積 1.7ha
座標

北緯33度58分09.5秒 東経132度06分30.4秒 / 北緯33.969306度 東経132.108444度 / 33.969306; 132.108444 (柳井市)座標: 北緯33度58分09.5秒 東経132度06分30.4秒 / 北緯33.969306度 東経132.108444度 / 33.969306; 132.108444 (柳井市)

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柳井市
古市金屋
柳井市古市金屋の位置

柳井市古市金屋伝統的建造物群保存地区(やないしふるいちかなやでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)は、山口県柳井市にある伝統的建造物群保存地区。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。柳井市柳井津の一部、約1.7haの範囲である。

概要

金魚ちょうちん弘前ねぷたを参考に考えられたと言われており、色は柳井縞の染料が用いられている[1]
金魚ちょうちんのある白壁の街並み。

山口県柳井市を流れる柳井川は、物資輸送の役割を果たし、古くから瀬戸内海の要衝として栄えた。柳井川の北側にある柳井津はその中心街であり、その東西に通じる本町通りの南北両側に、江戸時代中期から明治初期にかけての伝統的建造物が立ち並んでいる[2][3]

建物は、妻入り本瓦葺の二階建てを基本とし、漆喰壁の白壁に深い陰影をつけた重厚な造りである[2]

柳井市の伝統工芸品の1つである金魚ちょうちんは、古市の商人であった熊谷林三郎が考案したと言われており、毎年8月には「柳井金魚ちょうちん祭り」が開催され、古市金屋の白壁の街並みにも金魚ちょうちんが飾られている[4][5]

重要伝統的建造物群保存地区データ

地区名称:柳井市古市金屋

種別:商家町

選定年月日:1984年12月10日

選定基準:(1)伝統的建造物群が全体として意匠的に優秀なもの

面積:1.7ha

主な建造物・施設

  • 白壁ふれあい広場
  • 国森家住宅
  • 甘露醤油資料館(佐川醤油店)
  • 柳井市町並み資料館
  • 湘江庵
  • むろやの園
  • やない西蔵
  • しらかべ学遊館
  • 古市金屋線まちかど広場 - 平成6年(1994年)度手づくり郷土賞(ふるさとの文化を育む街角の広場)受賞

アクセス

周辺情報

脚注

  1. ^ 金魚ちょうちん”. 柳井市 (2021年2月17日). 2022年5月1日閲覧。
  2. ^ a b 柳井市古市・金屋伝統的建造物群保存地区”. 柳井市. 2022年2月11日閲覧。
  3. ^ 柳井市古市金屋”. 文化財オンライン. 2022年2月11日閲覧。
  4. ^ 金魚ちょうちん”. 柳井市. 2022年2月11日閲覧。
  5. ^ 柳井金魚ちょうちん祭り”. 柳井市. 2022年2月11日閲覧。

関連項目

外部リンク



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