神代小路とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 神代小路の意味・解説 

神代小路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 03:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
神代小路

神代小路(こうじろくうじ)は、長崎県雲仙市国見町にある重要伝統的建造物群保存地区として選定されている地域の名称。選定地域は南北約450メートル、東西約250メートルで面積約9.8ヘクタール。

歴史

神代地区は中世には神代貴益の支配下にあったと伝えられる。戦国時代には神代氏は龍造寺氏と対立し、のち、その配下に入る。その龍造寺氏も天正12年(1584年)、龍造寺隆信の戦死によって崩壊し、神代地区は佐賀藩鍋島氏の支配下となった。当地区には鶴亀城(神代城)があったが、一国一城令により廃城となっている。

1608年慶長13年)に佐賀藩初代藩主鍋島勝茂は、重臣で自身の伯父にあたる鍋島信房に当地を含む高来郡内4ヶ村を与え、佐賀藩神代領が成立した。その後、元禄期の第4代当主鍋島嵩就の代に鶴亀城の東側に現在の神代小路が整備され、武家屋敷群が形作られた。神代小路の北西にあった陣屋の跡には鍋島邸が建ち、国見神代小路歴史文化公園鍋島邸として整備されている。

2005年(平成17年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、2006年(平成18年)には平成18年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」を受賞した。

主な建築物等

交通

参考文献

  • 「新選定の文化財」『月刊文化財』502号、第一法規、2005

外部リンク

座標: 北緯32度52分7.65秒 東経130度16分2.79秒 / 北緯32.8687917度 東経130.2674417度 / 32.8687917; 130.2674417




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「神代小路」の関連用語

神代小路のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神代小路のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神代小路 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS