柔道の「一本」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/18 18:41 UTC 版)
柔道では、1897年、二本先取勝利の三本勝負であった。これは現在の試合を見ても分かる通り、一本勝負では必ずしも強い方が勝つとは限らないためである。嘉納治五郎の考えであった。1900年、講道館柔道試合審判規定が制定された際も二本先取勝利の三本勝負であった。大正時代初期に「二本勝負」と呼ぶようになった。1916年、団体戦を中心に一部の試合で一本勝負が行われるようになった。1925年、どちらかの競技者が一本をとった時点で、試合は終了する一本勝負となった。
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