柔道における敗者復活戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 09:34 UTC 版)
「敗者復活戦」の記事における「柔道における敗者復活戦」の解説
敗者復活戦が採用されている競技としては柔道が有名で、主に世界大会で用いられている。 2009年8月の世界選手権より前の敗者復活戦は、ベスト4の選手(準決勝進出者)に直接対決で敗れた選手をブロックごとに組み合わせて行う。まず、1回戦の敗者と2回戦の敗者、続いてその勝者と3回戦の敗者が対戦するステップラダー方式により勝者が敗者復活最終戦に進出。敗者復活最終戦はプールごとに行われ、各ブロック敗者復活戦の勝者同士が対戦し、その勝者は3位決定戦に進出(敗者は7位が確定(2名))。3位決定戦では、敗者復活最終戦勝者と別ブロックの準決勝敗者が対戦し、勝者は3位(2名)、敗者は5位(2名)となる。 2009年8月の世界選手権以降、敗者復活の権利があるのは準々決勝以降敗れた選手に限定されるようになった。同じブロックの準々決勝敗退選手同士が敗者復活戦を行い、その勝者は3位決定戦に進出(敗者は7位が確定(2名))。3位決定戦では、敗者復活戦勝者と別ブロックの準決勝敗者が対戦し、勝者は3位(2名)、敗者は5位(2名)となる。 なお、新旧ともに制度上、準決勝に進出した選手が3位になれず、その選手に直接対決で敗れて敗者復活戦に回った選手が3位になる可能性がある。
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