林道大谷線について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 14:37 UTC 版)
林道大谷線は広島県道158号線の大谷池南端から東側に分枝して、大谷砂留に沿って大谷山の斜面を登る林道。福山市建設局土木部農林整備課が管理している。1951-1952年(昭和27-28年)にかけて改修工事が実施され道幅が280cmに拡張された。入り口より200mほどのところに左手に入る林業用の枝道があるが廃道となっている。さらに登ると、大谷第3-4-5の各砂留に直接降りれるような仮設路が設置されている。また2017-2018年に第4砂留の少し上に、別所10番砂留に行ける登山道(梯子)が仮設された。第6砂留を過ぎて少し上った左右の沢にも未整備の小型の砂留が存在する(コモンスに写真がアップロードされている)。第6砂留を過ぎて少し登ると未舗装路とあり、荒れた山道となる。その先で林道は三差路となり、右に降りると本郷憩いの森キャンプ場に繋がり、左に登ると大谷山山頂手前を経由して広島県道157号線に繋がる。大谷山山頂には、真言宗金剛院派の本覚寺別院円空山聖宝寺とその社務所、関連する八十八ケ所巡りの石像がある。また電波塔などの複数の通信設備があるものの、周囲は木が茂っており展望は開けていない。なお「林道大谷線」は、斜面の崩壊や落石のために砂留入口部分より2018年3月現在車両通行止めとなっている。 第4砂留近くにある、別所砂留への登山道登り口 林道大谷線からの直接第4砂留に降りるアプローチ経路 第6砂留より更に登った場所。林道大谷線の左右の斜面は崩れやすい
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