板付空港へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:50 UTC 版)
「よど号ハイジャック事件」の記事における「板付空港へ」の解説
この要求に対し江崎副操縦士は「運航しているのは福岡行きの国内便であり、北朝鮮に直接向かうには燃料が不足している」と犯人グループに説き、給油の名目で8時59分に当初の目的地である板付空港に着陸した。なお実際は予備燃料が搭載されていたため、平壌まで無着陸で飛行することが燃料の観点からは可能であった。 福岡県警は国外逃亡を阻止すべく機体を板付空港にとどめることに注力し、給油を遅らせたり自衛隊の戦闘機が故障を装い滑走路を塞ぐなどの妨害工作を行うが、かえって犯人グループを刺激する結果になった。焦った犯人グループは離陸を急かしたが、機長の説得によって戦闘機をどかせることを条件に人質の一部を解放することに同意。13時35分に女性・子供・病人・高齢者を含む人質23人が機を降りた。
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