松平乗統 (子爵)とは? わかりやすく解説

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松平乗統 (子爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 01:21 UTC 版)

松平乗統

松平 乗統(乘統、まつだいら のりつな、1883年明治16年)1月27日[1] - 1961年昭和36年)7月28日[1][2])は、明治から昭和期の宮内官、政治家華族貴族院子爵議員。旧名・源次郎[1]

経歴

西尾藩主家当主、子爵松平乗承の二男として生まれる[1][3][4]1912年、乗統に改名[4]。父の隠居に伴い、1929年(昭和4年)6月15日、子爵を襲爵した[1][4][5]

学習院高等科を経て[3]1907年(明治40年)7月、東京帝国大学文科大学史学科(国史学)を卒業し[2][4][6]、同学史料編纂係嘱託となる[4]1908年(明治41年)宮内省皇孫御用掛に就任[2][4]。以後、皇子御用掛兼東宮職御用掛、皇子傅育官、式部官兼御歌所主事、大礼使典儀官兼主猟官、兼李王職典紀などを務めた[2][4]

1934年(昭和9年)7月4日、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[7][8]研究会に所属して活動し1947年5月2日の貴族院廃止まで2期在任した[2]

親族

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 『平成新修旧華族家系大成 下巻』627-628頁。
  2. ^ a b c d e 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』56頁。
  3. ^ a b c 『華族畫報 下』616頁。
  4. ^ a b c d e f g 『人事興信録 第14版 下』マ96頁。
  5. ^ 『官報』第738号、昭和4年6月17日。
  6. ^ 『東京帝国大学一覧 明治40-41年』東京帝国大学、1907年、学士及卒業生姓名224頁。
  7. ^ 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、43頁。
  8. ^ 『官報』第2252号、昭和9年7月5日。

参考文献

  • 人事興信所編『人事興信録 第14版 下』人事興信所、1943年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
  • 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 下巻』霞会館、1996年。
  • 杉謙二編『華族畫報 下』吉川弘文館、2011年(華族画報社大正2年刊の複製)。


日本の爵位
先代
松平乗承
子爵
西尾松平家初代
1929年 - 1947年
次代
華族制度廃止



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