松尾羊一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/15 00:41 UTC 版)
松尾羊一(まつおよういち、1930年〈昭和5年〉 - )は、東京都出身の放送評論家。本名は吉村育夫。
人物
- 早稲田大学を卒業後、文化放送に入社後、社会教養番組のディレクターとして活躍。「スリ山に育つ子ら」「ある捜索願い」(日本民間放送連盟賞優秀賞)「この十年の記録」(日本民間放送連盟賞最優秀賞)を手掛けた。
- 退社後は放送評論家だけでなく、雑誌のコラムを執筆している。テレビ雑誌「ザテレビジョン」の「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」審査員を務めている。
- 2015年、第52回ギャラクシー賞 志賀信夫賞を受賞[1]。
役職
著書
- 『テレビ徒然草』日本放送出版協会、1984年8月20日。NDLJP:12276009。
- 『テレビは何をしてきたか : ブラウン管の中の戦後風俗史』中央経済社、1987年3月20日。NDLJP:12276070。
- 『テレビドラマのなかの家族 ブックレット生きる9』(アドバンテージサーバー、1993年)
- 『テレビ遊歩道(1)、(2)』(メトロポロタン、2001年)
- 『テレビドラマを「読む」 映像の中の日本人論』(メトロポリタン、2002年)
脚注
- ^ “第52回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇親会. 2015年6月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
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