東夷の小帝国とは? わかりやすく解説

東夷の小帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 08:29 UTC 版)

奈良時代」の記事における「東夷の小帝国」の解説

その中にあって日本の律令国家体制では、天皇中国の皇帝と並ぶものであり、唐と同様、日本中華とする帝国構造有していた。それは国家統治権が及ぶ範囲を「化内」、それが及ばない外部を「化外」と区別すると、さらに化外区分して唐を「隣国」、朝鮮諸国(この時代には新羅渤海)を「諸蕃」、蝦夷隼人南島人を「夷狄」と規定する「東夷の小帝国」と呼ぶべきものであった律令規定後、それを自負したり目指したことと、とりわけ唐や朝鮮諸国との関係に実態ともなったかどうか別の問題である。

※この「東夷の小帝国」の解説は、「奈良時代」の解説の一部です。
「東夷の小帝国」を含む「奈良時代」の記事については、「奈良時代」の概要を参照ください。

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