杜世忠とは? わかりやすく解説

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と‐せいちゅう【杜世忠】

読み方:とせいちゅう

1242〜1275]中国、元のフビライの臣。文永の役後、建治元年(1275)に元の正使として来日したが、鎌倉竜ノ口斬首された。


杜世忠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 13:45 UTC 版)

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杜 世忠(と せいちゅう、1242年 - 建治元年9月7日1275年9月27日))は、元朝官僚である。

人物

辞世の句「出門妻子贈寒衣 問我西行幾日歸 來時儻佩黃金印 莫見蘇秦不下機」は、蘇秦の故事を踏まえた李白の詩のもじりであり、栄達を果たして家族のもとに帰る望みを果たせなかった無念と、身につけた一定の教養が窺われる。

元使構成員

  • 正使:杜世忠(34歳・蒙古人)
  • 副使:何文著(38歳・唐人、兵部郎中)
    辞世の詩「四大原無主 五蘊悉皆空 兩國生靈苦 今日斬秋風」
  • 計議官:撒都魯丁(32歳・ウイグル人)
  • 書状官:果(32歳・ウイグル人)
  • 通訳:徐賛(32歳・高麗国人)
    辞世の詩「朝廷宰相五更寒 寒甲将軍夜過関 十六高僧申未起,算来名利不如閑」

関連項目

  • 常立寺 – 彼を含め、処刑された元使の塚がある。



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