本書の目的と編成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/15 06:32 UTC 版)
本書の目的は、①台湾の古いしきたりを明らかにし、日本による統治上の行政及び司法の需要に応えることと、②中国の法制を研究し、学理の論述を編纂し、将来の台湾の立法の基礎にしようとするものであった。 この「台湾私法」は、本文6冊、付録参考書7冊、総ページ数5866ページからなる。このうち正文は台湾民事習慣に関する分析研究であった。付録参考書は調査収集で得られた文書資料であり、正文の前後に従って配列された。全体は、「不動産」(大租・小租,佃,典,祭祀公業を含む)「人事」(戸籍,婚姻,家産制を含む)、「動産」、「商事及び債権」の4編に分かれている 。
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