木造天神坐像とは? わかりやすく解説

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木造天神坐像

主名称: 木造天神坐像
指定番号 3322
枝番 00
指定年月日 1977.06.11(昭和52.06.11)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 像内に弘長元年五月八日、荏柄神主平政泰の造立銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1261
検索年代
解説文:  天神、即ち菅原道真等身神体像である。瞋怒の情を表し両肩そびやかし袖を大きく左右に張って安定よく坐す姿態からは気魄神像らしい厳しさ感じられる。像内の銘文によって、弘長元年一二六一)荏柄神主平政泰が願主となって造立したことが解り、しかも像内には脊椎骨体毛数など書いている珍しい遺例で、東洋解剖学の歴史の上でも貴重な資料である。
 附の天神立像は、主神左右に十一面観音像と共に祀られていたと伝えられる。製作は南北朝頃と推定されるが、当社における天神像の特殊な安置状況を知る上で貴重である。



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