木下惠介と小津安二郎との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:38 UTC 版)
「佐田啓二」の記事における「木下惠介と小津安二郎との関係」の解説
木下、小津から“戦後日本の青年像”として両監督の映画に数作品起用され、2人が益子とも親しかったことから佐田・益子の結婚式では木下・小津の両人が媒酌した。先述にもあるように松竹の大部屋の新人俳優となって間もない頃に木下に見いだされて『不死鳥』に抜擢され、佐田が後に俳優としてスターダムに乗るきっかけとなった。 小津作品には、彼の遺作である『秋刀魚の味』を始め計4作品に出演。小津から1953年の映画「東京物語」にも三男役として出演に声をかけられたが、『君の名は』と撮影時期が重なり断念した。小津を父のように慕っていた佐田は彼を鎌倉で看取り、葬儀では子供のように号泣したとのこと。
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