朝鮮半島の四季
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 08:09 UTC 版)
朝鮮半島に位置しているものの顕著な大陸性気候・海洋性気候の融合であり、諸外国の中で日本の四季に一番近いものである。半島にも梅雨(朝鮮語で「チャンマ」)があり、寒暖の差が激しく気温の年較差・日較差が大きい。夏はやや湿潤である。ソウルの夏の気温は30度を超えることもよくあり、また内陸の盆地にある大邱は韓国で最も暑いとされるが、湿気が少なく、また熱帯夜になる事はほとんどない。 冬は大陸からの冷たく乾燥した季節風の影響を受け寒冷であるが 非常に乾燥し積雪は少ない。例えばソウルは新潟県長岡市付近と同緯度にあるが、1月の平均気温は-2.4度で、冬には、強烈なシベリア寒気団に覆われると、ソウルでも最低気温が-10〜-15度前後になり、郊外では-15度を下回ることもある。また、釜山の1月の平均気温は3.2度である。ケッペンの気候区分によると、ソウル、春川、堤川などの北部や内陸部、山岳地帯は亜寒帯冬季少雨気候、それ以外の地域は温帯夏雨気候および温暖湿潤気候に属する。
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