朝鮮半島の冷麺との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 07:44 UTC 版)
平壌冷麺との違い平壌冷麺の麺は蕎麦粉が主体だが、盛岡冷麺の麺はジャガイモのでんぷん中心で、透明感がある。 平壌冷麺の麺は細く、盛岡冷麺ほどのコシの強さはない。 咸興冷麺との違い咸興には、唐辛子だれで和える汁なしのピビム(ビビン、混ぜる)冷麺と、トンチミ(大根の水キムチ)の汁をスープにする水(ムル)冷麺とがある。水冷麺は辛くない。 盛岡冷麺のコシの強さは、咸興冷麺に近い。現在の咸興冷麺の麺は、麺作製機の発達により細いものに変わっている。だが盛岡冷麺は昔ながらの麺の太さを保っている。 端的に言えば、盛岡冷麺は咸興の水冷麺に、キムチという形でピビム冷麺の辛さを加えたものだといえる。 参考文献小西正人『盛岡冷麺物語』リエゾンパブリッシング、2007年12月、ISBN 4903165019
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