朝日放送取締役への就任後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 14:55 UTC 版)
「道上洋三」の記事における「朝日放送取締役への就任後」の解説
2003年にABC(旧法人)の取締役へ就任してからも、アナウンサーとしての活動も続けていた。同局の取締役がアナウンサーを兼任した事例は、この時の道上が初めてである。しかし、「アナウンサー業務と取締役との兼業が成り立たなくなった」ことを理由に、2007年6月27日付で取締役を退任。常勤顧問へ就任するとともに、エグゼクティブアナウンサーの待遇を受けるようになった。 朝日放送主催のイベントをはじめ、関西各地で開かれるシンポジウムやコンサートには、司会・パネリスト・ゲストとして頻繁に登場している。2011年には、自身初の著書として、朝日新聞出版から『おはようパーソナリティ 道上洋三のないしょ話』を刊行。2014年には、前述の著書『ふたつめの誕生日 ~おはようパーソナリティ道上洋三の「なんで?」~』が発売された。 2018年4月1日にABC(旧法人)が放送持株会社の朝日放送グループホールディングスへ移行したことに伴って、旧法人からテレビ放送などの事業を継承した朝日放送テレビへ自動的に転籍したが、朝日放送ラジオ(旧法人から同日付でラジオ放送の事業・免許を継承した法人)が制作する『おはパソ』などのラジオ番組にも「ABCアナウンサー」という名義で出演を続けてきた。 その一方で、2006年に脳腫瘍の摘出手術・2018年に髄膜腫の放射線治療を受けたほか、2021年9月には脳梗塞を発症。このような事情から、朝日放送ラジオでは、家族などとの関係者と協議を重ねた末に『おはようパーソナリティ道上洋三です』を2022年3月25日で終了させた(詳細後述)。
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