有界変動数列とは? わかりやすく解説

有界変動数列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 03:00 UTC 版)

有界変動函数」の記事における「有界変動数列」の解説

バナハ空間の例として Dunford & Schwartz (1958, Chapter IV) は有界変動函数空間加えて有界変動数列の空間考える。実または複素数列 x = (xi) の全変動V T ( x ) = ∑ i = 1 ∞ | x i + 1x i | {\displaystyle V_{T}(x)=\sum _{i=1}^{\infty }|x_{i+1}-x_{i}|} で定義される。全変動有限あるよう数列全体の成す空間 bv は ‖ x ‖ b v = | x 1 | + V T ( x ) = | x 1 | + ∑ i = 1 ∞ | x i + 1x i | {\displaystyle \|x\|_{bv}=|x_{1}|+V_{T}(x)=|x_{1}|+\sum _{i=1}^{\infty }|x_{i+1}-x_{i}|} で定められるノルムに関してバナッハ空間を成す。 全変動それ自体bv適当な部分空間上のノルム定める。すなわち、limn→∞ xn = 0 なる数列 x = (xn) 全体の成す空間 bv0 上のノルムが ‖ x ‖ b v 0 = V T ( x ) = ∑ i = 1 ∞ | x i + 1x i | {\displaystyle \|x\|_{bv_{0}}=V_{T}(x)=\sum _{i=1}^{\infty }|x_{i+1}-x_{i}|} で与えられる。このノルムに関して bv0 もバナッハ空間となる。

※この「有界変動数列」の解説は、「有界変動函数」の解説の一部です。
「有界変動数列」を含む「有界変動函数」の記事については、「有界変動函数」の概要を参照ください。

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