有人島と無人島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 18:30 UTC 版)
島が有人島であるか無人島であるかについては複数の異なる判断基準がある。瀬戸内海では耕作のために毎日のように人が渡ってくる島が多くあるし、日本海や北日本の漁場では漁期に数ヶ月にわたって人が住む島は数多くある。このように通年の定住がないとしても、農耕や漁業のために一時的に定住がある季節有人島や、公務員が職務で交代しながら逗留する島などは有人島とするか無人島とするかは難しい。 離島振興法などでは5年おきの国勢調査と住民基本台帳をもとに有人無人の判定をしている。これによると、2010年(平成22年)4月1日時点の住民基本台帳に基づく有人島は303、同年の国勢調査に基づく有人島は305である。ただし、国勢調査と住民基本台帳の登録には時期的なズレがあるし、離島振興法の指定を受けていない島も多くあるため、実際の総数はわからない。 国土交通省が2015年(平成27年)に公表した資料によれば、平成22年国勢調査の結果に基づいた値として、有人島418、無人島6,430としている。
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