月が魔法をかけた夜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/21 02:05 UTC 版)
「聖クレア・ファンタジー」の記事における「月が魔法をかけた夜」の解説
(ISBN 408610802X) 由季達はたまたま訪れた新聞部の部室で3年生の柴田から、恋人である秋の心変わりに関する調査を依頼される。色々と調べていく中、3人は秋に秘められた大きな秘密を知る事になる。一方町では狂犬が徘徊する一方、もう一つ得体の知れない動物が出現していた。 登場人物 柴田(しばた) 由季達より2学年上の美術部員。最後には恋人・秋に秘められた悲しい事実を受け入れ、人々の喧騒を避け人目につかない山奥へ移り住む。 平沢 秋(ひらさわ あき) 2年時の修学旅行の際毒をもった花に触れた為、その毒によって月夜の晩狼に変身するようになってしまう。その事に一人悩み、柴田から距離を置くようになってしまった。 浩一の活躍で体内の壊された細胞は何とか治癒に向かうが浩一自身「完治するのに何年、何十年かかるかわからない」と言われていた。しかし嬉しい計算違いが起き、彼女のこの病は約2年後に完治する。 ラッキー 主人公達が住む町に現れた狂犬。新聞部に追われ、巨大洗濯機と化したファミリーマートから逃げ出した後、狼に変身した秋と出会う。翌日の昼、かすかに残された秋の匂いを辿って聖クレアに出没し再び騒ぎとなった。 保健所に捕縛されるが浩一に睡眠薬を投与され、その後も継続的に投与する事により寿命が訪れるまで眠り続ける事で処分を免れる。その後は町を出る事を決めた柴田と秋に引き取られ、二人の元で余生を送る。
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