最低賃金と片親世帯の生活費
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:27 UTC 版)
「最低賃金 (ドイツ)」の記事における「最低賃金と片親世帯の生活費」の解説
2017年に、最低賃金に関して、左翼党から、批判があった。なぜなら、その額では、子供1人(6歳未満)の片親世帯が生活するには、足りず、この世帯は貧困のリスクが非常に高かったためである。そのため、左翼党のクラウス・エルンスト副総裁は声明の中で、最低時給12ユーロに引き上げ、福祉に頼らない生活を確保していくことを主張した。 この批判に対して、連邦労働社会省(BMAS)は、労働者の生活保障以外にも、「競争力維持」や「雇用確保」の面も考慮する必要があること、最低賃金委員会において2年毎に金額が再評価されること、そして最低賃金の導入で何百万人もの労働者が恩恵を受けた点を強調して、反論した。
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