暗号資産(暗号通貨/仮想通貨)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 16:50 UTC 版)
「メタバース」の記事における「暗号資産(暗号通貨/仮想通貨)」の解説
暗号通貨とは非中央集権的なデジタル通貨を指し、暗号通貨は通貨としてメタバース内での決済に使われることが全くないとは言い切れない程度のものに過ぎない、メタバースとは直接的には関連のない別個の概念である。現時点[いつ?]ではほとんどのメタバースで暗号通貨が利用されていないにも関わらず、暗号資産がメタバースの基幹技術であるかの如く喧伝し、暗号資産への投資を呼び掛ける動きがある。これら動向について、IT金融企業のメタップスを創業した実業家の佐藤航陽は、「相場や投機の勧誘ネタとして新技術が担ぎ出されると、そこから派生して起きる詐欺や炎上の責任まで真っ当にやってきた人達がなぜか負わされることになるので注意。怪しい人は次のネタを探してすぐいなくなるので、後には焼け野原だけが残ることに。今はメタバースがその対象」として、メタバースに暗号資産を関連付ける動きに注意を呼び掛けた。2021年12月には、暗号資産企業のみにより「日本メタバース協会」を称する団体が立ち上げられたが、「『メタバースという言葉を暗号資産やNFTビジネスの権威づけに使っているのでは』という疑念を抱かせた」「当事者不在」「明らかにテーマから離れた企業達によって主催されている」「門外漢による利権狙いの参入」などとしてニュースサイトでは批判的な声が多く聞かれた。
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