時間外診療特別料金の導入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 14:36 UTC 版)
「山形大学医学部附属病院」の記事における「時間外診療特別料金の導入」の解説
2008年6月より、国立大学病院の先陣を切って時間外診療特別料金(8,400円)の徴収を実施している。市中の病院の中でも大学病院は高度な3次救急を担う病院として位置づけられているが(特定機能病院)、2007年度実績では、軽症患者が救急患者全体に占める割合が約8割を占めており、救急医療スタッフの負担を重くするとともに、診療に支障が生じていたため、「重症患者が適切な救急医療を受ける権利を守る姿勢を示す」 ために特別料金が導入された。この結果、2008年6~12月までの軽傷患者数は3,156名となり、前年同月比で26%の減少、徴収率は3.9%となり一定の効果をあげている。 なお、徴収除外の判断基準は以下のように定められている。 紹介状により緊急受診の必要があると明記されている者 緊急の処置が必要な者 外来で死亡した者 入院の必要がある者 経過観察の必要な者 その他外来受診が必要と認められた者 診療科ごとの独自の判断基準に基づく者
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