時衆と時宗とは? わかりやすく解説

時衆と時宗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 02:05 UTC 版)

時宗」の記事における「時衆と時宗」の解説

他宗同様に「宗」の字を用いようになったのは、江戸時代以後のことである。開祖とされる一遍に新たな宗派立宗しようという意図はなく、その教団成員も「時衆」と呼ばれた末尾に附した文献見て明らかなように、研究者室町時代までに関して時衆の名称を用いている。時衆とは善導の「観経疏」の一節道俗時衆等、各發無上心」から来ており、一日6分割して不断念仏する集団(ないし成員)を指し古代以来顕密寺院にいた。「時宗と書かれるようになったのは、1633年寛永10年)の『時宗藤沢遊行末寺帳』が事実上初見である。一遍布教していた同じ時期に、全く別個に一向俊聖同じよう思想持って布教行っていた。

※この「時衆と時宗」の解説は、「時宗」の解説の一部です。
「時衆と時宗」を含む「時宗」の記事については、「時宗」の概要を参照ください。

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