昭和天皇への「秋信質問」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 14:13 UTC 版)
「秋信利彦」の記事における「昭和天皇への「秋信質問」」の解説
1975年10月31日、皇居で昭和天皇に対して史上初の公式記者会見が行われると、秋信は中国放送記者として、戦後の広島行幸における発言を引用しつつ、「戦争終結に当たって、原子爆弾投下の事実を、陛下はどうお受け止めになりましたのでしょうか」と質問し、昭和天皇から歴史に残る「遺憾には思うが、戦争中のことであり、広島市民には気の毒であるが、やむを得ないことと思う」との発言を引き出した。国会でもこの天皇発言の真意をめぐり、宮内庁長官が喚問されて社会問題化した。後にこれは「秋信質問」と呼ばれるものになったが、これについては後に秋信自身、適切な質問であったのか否か、悩むものともなった。
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