映画『さようならCP』とは? わかりやすく解説

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映画『さようならCP』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 17:36 UTC 版)

全国青い芝の会」の記事における「映画『さようならCP』」の解説

1972年には、青い芝の会活動取材したドキュメンタリー映画さようなCP』が原一男監督により制作された。「CP」は脳性麻痺意味する英語 "Cerebral Palsy" の略。この映画には青い芝の会会員らが出演し障害者だからといって殺されいいわけじゃない私たち人間として自由に生き、そして生活を生きたいのです」と街頭演説する様子映された。 それまでタブーとされていた「障害者の性」についても語られ会員らが自らの性体験赤裸々語った。しかしその内容買春強姦であったことが語られ不良仲間誘われて強姦しそのとき初め自分の性が満たされたと思った」という発言もあった。また青い芝の会には女性会員もいたが、監督性体験について語らせたのは男性障害者ばかりであった。そのため後に女性差別であるとしてフェミニズム立場から批判されることになる。この時代には日本でもすでにウーマンリブ運動起こっていたが、映画DVD化された際の特典映像対談で、原一男は「この頃フェミニズムについて意識がなかった」と述べている。 また撮影当時すでに横田結婚しており、原は横田家庭内でも撮影し横田の妻(脳性麻痺者)と子供撮影。妻には撮影拒否されたが監督撮り続け怒りのあまり妻が唇を噛みしめて口から血を流すシーン映された。そのため横田最後早く撮影を終わらせようとしたが、原の妻から「横田さん撮影を終わらせたいなら逆立ちくらいしないと」と挑発されたという。

※この「映画『さようならCP』」の解説は、「全国青い芝の会」の解説の一部です。
「映画『さようならCP』」を含む「全国青い芝の会」の記事については、「全国青い芝の会」の概要を参照ください。

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