旧式機で最新鋭機を「撃墜」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 15:22 UTC 版)
「ロック岩崎」の記事における「旧式機で最新鋭機を「撃墜」」の解説
日米間での空中戦訓練において旧式であるF-104で当時新鋭機だった米空軍のF-15を「撃墜」したことがある。自著『最強の戦闘機パイロット』p108-p113によれば、F-104はF-15より小型である分発見されにくいことと、加速性能が上という利点がある。それに加えパイロットとしての技量は岩崎のチームが上と自負していた。これを生かすため、訓練開始時に互いに擦れ違った後は以下の戦術を採った。 相手チームをいったん振り切り、死角から接近する。相手チームから発見されにくいということは味方同士でも見つけにくいことを意味するが、相手チームを基準にして自分がどの位置にいるのかを互いに連絡し合ってカバーする。 十分に近付く前に発見されたら1に戻る。これを繰り返す。 上手くポジションに付けることができたら僚機が囮になる。 相手チームが囮を追いかけるのに夢中になっている間に岩崎機が背後から撃墜する。 F-15に乗り換えたあとも同機よりも軽量で機動性に優れたF-16で模擬空中戦を挑んできた米軍を返り討ちにした。この時の相手側の戦法は前述と攻守を逆にした同じものであり、それを予測してのことであった。
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