日系移民の関与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 03:55 UTC 版)
「マデイラ・マモレ鉄道」の記事における「日系移民の関与」の解説
当時、アマゾンのゴム景気に引き寄よせられて、1899年に最初にペルーへ移民した日本人の一部が、ボリビアからブラジルのアマゾン地帯に再移住していた。日系移民はゴムの採取、農場の開拓、商店の経営などに従事いしていた。 この日系移民がマデイラ・マモレ鉄道会社に従事していたことを示す記録が残っている。例えば、アマゾン地帯の調査に赴いた堀内伝重の自伝『聖母河畔の十六年』には、1914年10月16日、ボリビアのマモレ川とベニ川の合流にあるビジャ・ベリャ(Villa Bella)を訪問した際に、「マモレ―鐵道會社仲仕七人」(原文ママ)と会ったと記述がある。また、マデイラ・マモレ鉄道の建設を記録した「A FERROVIA DO DIABO」の312〜318ページに、工事に従事していた日系移民と思われる4人の写真が掲載されている。後述するように、ボリビア国内への鉄道延伸工事の一部を請け負った者が存在した。
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