堀内伝重とは? わかりやすく解説

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堀内伝重

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 23:01 UTC 版)

堀内 伝重(ほりうち でんじゅう、1880年6月18日[1] - 1917年6月18日[2])は、山梨県出身の南米移民者である。「南米太郎」というあだ名でも呼ばれた。実兄は富士身延鉄道、富士山麓電気鉄道(現:富士急行グループ)の創業者で、衆議院議員も務めた堀内良平である[1]。南アメリカでの生活について書き留めたものをまとめた遺稿集『聖母河畔の十六年』[注釈 1]は、童話作家の坪田譲治の作品『ペルーの話』『ベニー河のほとり』の着想のもとになった[4][注釈 2]


注釈

  1. ^ 「聖母河」とはマドレ・デ・ディオス川のこと
  2. ^ 『ベニー河のほとり』の作中に、堀内という登場人物が存在する。『ベニー河のほとり』は「坪田譲治全集第七巻」に収録されている。
  3. ^ 自伝『聖母河畔の十六年』には、ゴム景気により難工事の末に敷設されたマデイラ・マモレ鉄道に関する記述もある
  4. ^ 編集した実兄の堀内良平によれば、堀内伝重の遺稿は日本への郵送中に一部が紛失、また遺稿集の出版準備中に出版社が関東大震災で被災し、一部が損失した[18]

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