日系移民の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 13:54 UTC 版)
1936年にペルー政府が公表した、ペルー在住の外国人数によると、日本人は2万2560人で、全外国人の46.7%を占めていた。また日系移民の約6割がリマ、カヤオの都市部に居住していた。 前述のように、「移民制限並営業職業制限令」で国人経営の数をそれぞれ全体の2割以内に制限したが、以下の表の通り、事実上実施されていない状況で、日本人経営の店がペルー人経営を圧迫していた。 1940年初頭のリマ県内の中小商工業における日本人経営店数種類日本人経営店ペルー人経営店日用雑貨食料品店297 75 コーヒー店(カフェ)158 0 理髪店140 55 洋食店92 85 パン製造業78 36 時計その他手工業55 96 牛乳店32 26 ホテル業26 0
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