日立グループ化
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2015年2月24日、日本の日立製作所がフィンメッカニカの保有するアンサルドSTS株40%すべてを買い取ることを発表、11月2日には正式にフィンメッカニカ保有の全株式買い取りを完了。また、2015年3月からTOB(株式公開買付け)により総額10.5億ユーロを投じて買い取った一般投資家保有分と合わせ合計50.7%とSTS社の過半数を確保した。元アルストムで日立レールヨーロッパ首脳のアリステア・ドーマー(Alistair Dormer)はイタリアの実業家ステファノ・シラグーサ(英語版)にCEO就任を打診、ステファノがアンサルドSTSのCEOとなった。 日立の長期的な目標は車両と信号部門の製品で欧州におけるシェアを高めることだった。 2016年3月31日、ステファノはCEO職を辞任し、後任は日立レール・ヨーロッパのアンドリュー・バー(Andrew Barr)が就いた 2018年10月、日立は米国のヘッジファンドエリオット・マネジメント(英語版)(Elliot Management)からSTS社の株式32%買い取りで合意した 2019年1月22日、日立はアンサルドSTSの株式99%超を確保し、同月末にイタリア証券取引所の上場を廃止するとアナウンスした。 そして4月1日に社名からアンサルドの名は消滅、日立レールSTSとなった。
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