日本正教会の首座主教
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/31 11:10 UTC 版)
「ダニイル (全日本府主教)」の記事における「日本正教会の首座主教」の解説
前任の首座主教であったフェオドシイ永島新二府主教が1999年5月7日に永眠した後、後継として日本正教会において選立された。結婚歴のある在俗司祭であったが、夫人が早くに永眠していたため修道士候補・主教候補とされた。ダニイル主代はロシア正教会の修道院で研修を経て修道士・掌院となったのち、京都の主教に叙聖された。当初は西日本主教教区の主教として着座する予定であったが、同時期に修道誓願を立てて横浜の主教、及び東京の副主教として叙聖され、全日本の府主教、及び東京大主教教区大主教に昇叙されて着座する予定であったペトル有原次良主教の急逝にともない府主教・大主教に昇叙され、2000年5月14日に東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)にて、この日のために来日したロシア正教会モスクワ総主教アレクシイ2世の司祷する着座式において、全日本の府主教、及び東京大主教区主教として着座した。 ダニイル府主教は、毎週の主日聖体礼儀や各種祭日の聖体礼儀後に、『祈祷譜面考』等の様々な精神的内容を含むトラクトを頒布しており、日本正教会の精神面の啓発に力を入れている。
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