日本国外のテロ対策の現状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 04:59 UTC 版)
「東海道新幹線火災事件」の記事における「日本国外のテロ対策の現状」の解説
飛行機と違い、新幹線では手荷物検査は行われていない。日本国外においても、先進国では検査の例はほとんどないが、中国や、2008年にムンバイ同時多発テロが発生したインドでは実施しており、通勤時に長蛇の列ができる問題も発生している。また、イギリスとフランスを結ぶ国際列車であるユーロスターでも例外的に検査を実施している。 このようなテロ対策について、国土交通省は「過去に内々で議論したことはあるが、なかなか厳しい。すぐ乗車できる利便性の方が利用者のニーズとして高い」と説明する一方、日本の警察幹部は「リスクが現実になった。乗客に配慮する『公共の利益』とテロ対策による『国民の負担』のバランスを真剣に検討し、国ぐるみで対策を急ぐべきだ」と強調する。
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