日本国内で見られる主な種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/30 22:20 UTC 版)
アツミゲシ Papaver setigerum 英名:Wild poppy あへん法規制対象のセティゲルム種だが、帰化植物として侵入、雑草化し事実上日本に定着している。 オニゲシ Papaver orientale 英名:Oriental poppy 園芸種。オリエンタルポピーの名でも知られる。 ケシ Papaver somniferum 英名:Opium poppy あへん法規制対象のソムニフェルム種。日本で許可を得て栽培されているものは薬用だが、日本国外には園芸用の様々な品種がある。八重咲きの品種をボタンゲシとも呼ぶ。 シベリアヒナゲシ Papaver nudicaule 英名:Iceland Poppy 園芸種。アイスランドポピーの名の方がよく知られている。一日花が多い他のケシ属と異なり、花が日持ちするので切り花や植栽によく利用される。日本の花屋でケシといえば通常は本種を指す。 タカネヒナゲシ Papaver alpinum 英名:Dwarf Poppy 園芸種。ミヤマヒナゲシの別名がある。 チシマヒナゲシ Papaver miyabeanum リシリヒナゲシに似るが白花。日本では山野草として流通している。 トゲミゲシ Papaver hybridum 英名:Round Pricklyhead Poppy 園芸種。一部は逸出して雑草化している。 ナガミヒナゲシ Papaver dubium 英名:Long-headed Poppy, Blindeyes 帰化植物。雑草化しており各地の至るところで見られる。 ハカマオニゲシ Papaver bracteatum 麻薬及び向精神薬取締法の規制対象種だが、日本国外では園芸種。 ヒナゲシ Papaver rhoeas 英名:Common Poppy, Corn Poppy 園芸種。切り花にもよく用いられ、日本人にはもっとも馴染み深い種。虞美人草は本種を指す。 モンツキヒナゲシ Papaver commutatum 英名:Flanders poppy, ladybird poppy 園芸種。日本ではピエロの園芸名で売られている。 リシリヒナゲシ Papaver fauriei もともと日本国内に自生する唯一の種で、花色は黄色。北海道利尻島の利尻岳山頂付近にのみ自生する高山植物で、暑さに弱い点はあるが、栽培しやすいので国内で山野草として流通している。 この項目は、植物に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:植物/Portal:植物)。
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