Papaver orientaleとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 植物図鑑 > Papaver orientaleの意味・解説 

おにげし (鬼罌粟)

Papaver orientale

Papaver orientale

Papaver orientale

Papaver orientale

Papaver orientale

Papaver orientale

西南アジアアルメニアイラン北東部トルコ原産です。山地下部から丘陵地帯の、日当たり良く砂礫の多い斜面草原生え、高さは75100センチほどになります。和名は、に粗い毛があるところから。別名で「オリエンタルポピー」とも呼ばれます初夏真っ赤な花を咲かせます写真の中3~4・下は、園芸品種
ケシ科ケシ属多年草で、学名は Papaver orientale。英名は Oriental poppy
ケシのほかの用語一覧
ケシ:  罌粟  長実雛罌粟  雛罌粟  鬼罌粟
タケニグサ:  竹似草
ハナビシソウ:  花菱草
ハンネマニア:  ハンネマニア

鬼罌粟

読み方:オニゲシ(onigeshi)

ケシ科多年草薬用植物

学名 Papaver orientale


鬼芥子

読み方:オニゲシ(onigeshi)

ケシ科多年草薬用植物

学名 Papaver orientale


オニゲシ

(Papaver orientale から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/02 22:07 UTC 版)

オニゲシ
オニゲシ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
: キンポウゲ目 Ranunculales
: ケシ科 Papaveraceae
: ケシ属 Papaver
: オニゲシ P. orientale
学名
Papaver orientale
和名
オニゲシ
オニゲシのつぼみから開花まで

オニゲシ(鬼芥子または鬼罌粟、学名:Papaver orientale)は、ケシ科ケシ属多年草。「鬼」の字が悪いイメージを与えると言うことで、園芸上は、英名のオリエンタル・ポピー(Oriental poppy)が使われることが多い。

特徴

西アジア原産。秋から早春に生育して春から初夏に開花・結実し、夏の間休眠する宿根草である。高温多湿に弱く、日本の暖地では夏に枯れてしまうことが多く、秋まきの一年草として扱われている。警戒する程では無いが、麻薬では無いモルヒネ類似物質のアルカロイドを含み有毒である。

草丈は50cmから1m程度[1]。葉には羽状の深い切れ込みがあり、葉や茎全体が粗い毛が生えている[1]。晩春から初夏にかけて、1mから1.5mにもなる花茎をだし、花径10~20cmにおよぶ大きな4弁花を咲かせる。花色は、朱色で中心部に大きな黒の斑点があるものが基本だが、サーモンピンクや淡紅色、白、白に赤の覆輪のものなどもあり、栄養繁殖系の品種には八重咲きもある。

モルヒネ類似物質でケシアヘンアルカロイドを含み、麻薬指定成分を乳汁に含むため麻薬及び向精神薬取締法で栽培が禁止されているハカマオニゲシと酷似しているため注意が必要である[1]

栽培

北陸地方甲信越地方北関東から北にかけては、植えっぱなしでよく育つが、東海地方以西の地方では、秋分頃に種を蒔くのがよい。種はやや細かいが、育苗箱や苗床にまき、種が見え隠れするくらいに覆土しておくと、1週間くらいで発芽する。大柄な草花なので、株間は50 cmくらいにする。日当たりと排水の良い土地ならよく育つ。

脚注

  1. ^ a b c ハカマオニゲシとオニゲシの比較”. 東大阪市. 2023年11月12日閲覧。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Papaver orientale」の関連用語

Papaver orientaleのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Papaver orientaleのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ボタニックガーデンボタニックガーデン
Copyright 2001-2025 shu(^^). All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオニゲシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS