日本バイリーンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日本バイリーンの意味・解説 

日本バイリーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 10:06 UTC 版)

日本バイリーン株式会社
Japan Vilene Company, Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
104-8423
東京都中央区築地五丁目6番4号
浜離宮三井ビル
設立 1960年(昭和35年)6月1日
業種 繊維製品
法人番号 6010001008837
事業内容 不織布製造販売
代表者 代表取締役社長執行役員CEO 矢形卓哉
資本金 60億円
発行済株式総数 5,284万945株
売上高
  • 305億5,600万円
(2024年12月期)[1]
営業利益
  • 18億2,200万円
(2024年12月期)[1]
経常利益
  • 58億200万円
(2024年12月期)[1]
純利益
  • 49億8,000万円
(2024年12月期)[1]
純資産
  • 220億200万円
(2024年12月期)[1]
総資産
  • 503億100万円
(2024年12月期)[1]
従業員数
  • 連結: 2,270人
  • 単体: 793人
(2024年12月31日現在)
決算期 12月31日
主要株主
  • フロイデンベルグ エスイー 75.0%
  • 東レ 25.0%
外部リンク https://www.vilene.co.jp/
テンプレートを表示

日本バイリーン株式会社(にほんバイリーン : Japan Vilene Company, Ltd.[2])は、東京都中央区に本社を置く繊維メーカー。

概要

国内不織布のトップメーカーであり、不織布の技術をベースに幅広い製品・事業領域で展開している。不織布業界で世界最大手[3]のフロイデンベルグが親会社。

1960年、フロイデンベルグと大日本インキ製造(現・DIC)、東レの三社合弁で設立された。フロイデンベルグが不織布技術、大日本インキ製造が経営サポートと化学製品、東レが原料のファイバーを供給するという関係であった[3]

1970年東京証券取引所第二部に上場。1984年には第一部に指定替えとなった。

2009年、当時2位の大株主(議決権割合23.04%)であったDICが保有株式売却の意向を表明。2010年1月に自己株式公開買付けに応募する形で、DICは主要株主から外れ、以後はフロイデンベルグと東レが主要株主となった[4][5]

2010年、シリカナノファイバー細胞培養基材を共同開発。

2011年12月、本社移転(東京都中央区)

2013年8月、株式会社忍足研究所買収。

2015年8月、日本バイリーンを株主比率フロイデンベルグ75%・東レ25%の非公開会社とすべく、FTホールディングス(フロイデンベルグが設立、設立後に東レも25%出資)による株式公開買付けが開始され[3]、同年9月にフロイデンベルグが親会社となった[6]

2015年12月、東京証券取引所市場第一部上場廃止。FTホールディングス株式会社、フロイデンベルグ エスイー、東レ株式会社の3社による子会社化。

2016年4月、フロイデンベルグエスイー社が75%、東レ株式会社が25%の株式を保有する2社の合弁会社となる。

2018年4月、ハンス グラス ゲーエムベーハ買収(ドイツ)

沿革

  • 1960年6月 - 設立。
  • 1961年10月 - 滋賀工場開設。
  • 1970年5月 - 東京証券取引所第二部上場。
  • 1972年7月 - 東京工場開設。
  • 1984年3月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。
  • 2010年1月 - 設立以来の大株主であったDICが保有株式を売却。
  • 2015年9月 - フロイデンベルグが子会社のFTホールディングス保有分を含め82%の株式を取得し、親会社となる。
  • 2015年12月 - 上場廃止。株式併合により、フロイデンベルグ、FTホールディングス、東レのみが株主となる。
  • 2016年4月 - フロイデンベルグエスイー社が75%、東レ株式会社が25%の株式を保有する2社の合弁会社となる。

事業所

連結子会社

  • 株式会社忍足研究所
  • 小山化学株式会社
  • 日本VIAM株式会社
  • バイリーンクリエイト株式会社
  • パシフィック技研株式会社
  • ブイアイエス株式会社
  • キュムラス株式会社
  • バイアム ホールディング インコーポレーテッド(米国
  • バイアム マニファクチュアリング インコーポレーテッド(米国)
  • バイキャム インコーポレーテッド(米国)
  • バイテック マニファクチュアリング インコーポレーテッド(米国)
  • バイテック マニファクチュアリング リミテッドパートナーシップ(米国)
  • バイアム マニファクチュアリング メキシコ ソシエダ アノニマデ カピタル バリアブレ(メキシコ
  • 天津バイアム オートモーティブ プロダクツ カンパニーリミテッド(中国
  • バイアム マニファクチュアリング (タイランド) カンパニーリミテッド(タイ

脚注

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本バイリーン」の関連用語

日本バイリーンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本バイリーンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日本バイリーン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS