日本における「愈河」表記について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 16:35 UTC 版)
「孫河」の記事における「日本における「愈河」表記について」の解説
孫河の元の姓は、陳寿の『三国志』(中文表記)では「俞」(愈から心を取った字。UnicodeU+4FDE)である。日本語訳本として最も普及している訳書である『正史三国志 7巻呉書Ⅱ』(小南一郎訳、ちくま学芸文庫、ISBN 4-480-08088-0。少なくとも第7刷以前)において「愈」と表記された。このため、当該訳本を主な資料として使用した「正史準拠」と称される創作三国志作品において、しばしば愈河と表記されている。 ちなみに同書陸抗伝に記載がある営都督の俞賛は、兪賛と表記されているが、これは字体が違うだけである(俞と愈のように字が異なっているわけではない)。
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