日付及び時間 time.h
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 01:28 UTC 版)
「標準Cライブラリ」の記事における「日付及び時間 time.h」の解説
グレゴリオ暦に基づく日付等を扱うための型・マクロ・関数の宣言定義。 clock_t — clock 関数が返す値の型 time_t — 時刻を表す型 struct tm — 暦時刻の各要素(年月日時分秒等)を格納する構造体 CLOCKS_PER_SEC — clock関数が返す値を秒単位に変換するための除数を表すマクロ定数 asctime — tm構造体から文字列への変換 clock — 処理系定義の開始点(通例プログラム実行開始)からの経過時間(プロセッサ時間、CPU使用時間)の取得 ctime — time_t型から文字列への変換 difftime — time_t型どうしの秒単位での差 gmtime — 協定世界時 (UTC) の取得 localtime — 地方時刻の取得 mktime — tm構造体から time_t型への変換 strftime — tm構造体から文字列への書式付き変換 time — 現在の暦時刻 (calendar time) の取得 time_tは、特にUNIX用の実装を初めとした多くの実装において、協定世界時 (UTC) 1970年1月1日0時0分0秒からの経過秒数を符号付32ビット整数型で表すようになっている。そのような実装では2001年9月9日問題、2038年問題のような問題が生じる。詳しくは各問題の記事を参照されたい。
※この「日付及び時間 time.h」の解説は、「標準Cライブラリ」の解説の一部です。
「日付及び時間 time.h」を含む「標準Cライブラリ」の記事については、「標準Cライブラリ」の概要を参照ください。
- 日付及び時間 time.hのページへのリンク