新鉢
読み方:あらばち
- 犯罪語にて未だ曾て盗難の被害なき人家。又は土蔵に忍入ることをいふ。又処女のことをいふ。
- 〔隠〕①犯罪語で未だ曾て盗難の被害なき人家又は土蔵をいふ。②処女のこと。
- 未だ盗難の被害なき土蔵、人家、又は未婚者を云ふ。
- 処女のこと。一度も盗難をうけない家。「あらばちをわる」は、前後両方の意味に使える。前者については、面白い話柄がある。昔エンコ(浅草公園)で、安来節の三味線ひき万公が、よく唄った「植木鉢、買ってきました何植えましょか、新鉢にゃ、つばきがよいわいな」という都々逸? ツバキ(植物・唾液)に要注意。〔一般犯罪〕
- 処女、又は一度も盗難をうけない家。「新らしい鉢」と犯されない陰部を連想して。〔盗〕
- ①処女のこと。②一度も盗難をうけない家。「あらばちをわる」は、前後両方の意味に使える。同項(※「あらばちわる」)参照。昔浅草公園(エンコ)で安来節の三味線ひき万公が、よく唄った「植木鉢、買ってきました何植えましょか、新鉢ちや、つばきがよいわいな」という都々逸。ツバキに注意。
新鉢
読み方:あらばち
- 未ダ曽テ盗難被害ナキ人家、又ハ土蔵ニ忍入リ犯ス窃盗。〔第三類 犯罪行為〕
- 未だ曾て盗難の被害なき人家。又は土蔵に忍入ることをいふ。〔犯罪語〕
- まだ一度も盗難にかかつたことのない人家や倉庫などのことをいふ。
分類 犯罪語
新鉢
読み方:あらばち
新鉢
新鉢
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- >> 「新鉢」を含む用語の索引
- 新鉢のページへのリンク