新聞折り込み版時代(2004年-2007年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 18:55 UTC 版)
「ライフ (雑誌)」の記事における「新聞折り込み版時代(2004年-2007年)」の解説
2004年10月、『ライフ』は2度目の復活を果たした。アメリカ国内の新聞に折り込む形で毎週の発行を再開し、同様の雑誌である『パレード(英語版)』や『USAウィークエンド(英語版)』と初めて競合することになった。復刊当初は、60以上の新聞社に配布され、発行部数は約1,200万部に達していた。『ライフ』を掲載した新聞には、『ワシントン・ポスト』、『ニューヨーク・デイリーニュース』、『ロサンゼルス・タイムズ』、『シカゴ・トリビューン』、『デンバー・ポスト(英語版)』、『セントルイス・ポスト・ディスパッチ(英語版)』などがある。タイム社は、ナイト・リダー(英語版)やマクラッチー(英語版)など、いくつかの主要な新聞社と『ライフ』を掲載する契約を結んだ。折り込み版の『ライフ』の初代編集長はビル・シャピロ(英語版)だった。 この折り込み版『ライフ』は、トレードマークのロゴはそのままで、表紙に書かれるモットーを"America's Weekend Magazine"(アメリカの週末の雑誌)とした。大きさは9.5×11.5インチで、フルカラーで光沢のある紙に印刷された。例えば、2006年9月15日号の『ライフ』は全19ページで、内容は、女優ジュリア・ルイス=ドレイファスの全ページ写真1枚と、ニューヨークを拠点とするプロレスパフォーマンス「カイジュウ・ビッグ・バテル(英語版)」に関する3ページ・写真7枚のエッセイで構成されていた。 2007年3月24日、タイム社は、2007年4月20日をもって『ライフ』を休刊し、ウェブサイトのみを残すと発表した。 その後、『ライフ』の名前で特別版が何度か発行されている。例えば、2016年にボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したときの「ボブ・ディラン」特集号や、2017年の「75歳のポール」などである。2018年にタイム社がメレディス・コーポレーションに買収された後もメレディス社により『ライフ』特別版(2020年の"Life" Explores: The Roaring '20sなど)が発行されている。
※この「新聞折り込み版時代(2004年-2007年)」の解説は、「ライフ (雑誌)」の解説の一部です。
「新聞折り込み版時代(2004年-2007年)」を含む「ライフ (雑誌)」の記事については、「ライフ (雑誌)」の概要を参照ください。
- 新聞折り込み版時代のページへのリンク