新生銀行カードローン_レイクとは? わかりやすく解説

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新生銀行カードローン レイク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 07:09 UTC 版)

SBI新生銀行  > 新生銀行カードローン レイク

新生銀行カードローン レイク(しんせいぎんこうカードローン レイク)は、株式会社新生銀行カードローン商品。

新生銀行レイク出張所(自動契約コーナー)の店名標識
レイク氏家出張所 栃木県さくら市卯の里

概要

2008年に買収したGEコンシューマー・ファイナンス株式会社(2009年に新生フィナンシャルへ社名変更)が行っている消費者金融「レイク」について、2011年10月1日から「レイク」の商標や店舗網(自動契約機・ATM)・人員を譲受し、新生銀行(現在のSBI新生銀行)のカードローン商品として新規展開することを2011年6月22日に発表した。新生フィナンシャルの「レイク」では貸金業者として貸金業法の規制(総量規制など)を受けるが、銀行カードローンでは銀行法での貸付となるため総量規制の対象外となる。また、消費者金融業界に対するテレビCM出稿の規制を受けないなど営業の自由度が拡がる利点がある。なお、新生銀行がアプラスの保証で取り扱っていた当座貸越契約型の「新生銀行スマートカードローン」は新規申込を2011年9月13日で終了した。
消費者金融のブランドと融資事業を銀行が譲り受けるのは、日本においては楽天カード(旧:楽天クレジット←あおぞらカード)のマイワンをイーバンク銀行(現:楽天銀行)へ移管した先行事例があるが、店舗(自動契約コーナー)ごと譲渡するのは初となる。

同年10月1日付けで新生銀行社内に「コンシューマーファイナンス本部 レイク事業部」を設置し、新生フィナンシャルから事業譲受を受けて新規募集を開始した。
従来の「レイク」店舗(サラ金ビルやロードサイドにある自動契約機・レイクATM。譲渡時点で有人店舗は存在しない)は「XX自動契約コーナー」から「新生銀行 本店 レイクXX出張所」へ変更され、名目上、新生銀行の拠点が全都道府県に進出したことになった。なお、個人向け業務(住宅ローン等を含む)を統括する「リテールバンキング本部」とは並列した組織となっている[1]

2018年4月以降、新規申込は停止されており、2019年11月28日に「新生銀行カードローン エル」に改称された。

カードの名称は「新生Lカード(SHINSEI L CARD)」であり、新生銀行のキャッシュカード(スカイブルー系)デザインに「L」の文字を全面に並べた独自のレイアウトとなっている。カード番号の形態は新生フィナンシャルを引き継ぎ、新生銀行の普通預金口座とは異なる7桁となっている。

新生フィナンシャル契約者の取り扱い

「新生銀行カードローン レイク」開始日以前に、新生フィナンシャルの「レイク」で契約した者は、「新生フィナンシャル カードローン」に商品名称が変更されて同社との契約が継続される形態となり、契約は新生銀行へは移管されない。また、新生フィナンシャルでは同ローンなどの既存契約者を対象とした消費者金融業と、「新生銀行カードローン エル」など銀行の個人向けローン商品の保証業務の二本柱で事業継続していくことになる。

自動契約機コーナー・ATMの取り扱い

自動契約機コーナーにある自動契約機での手続きと「レイクATM」は、現状、新生銀行カードローン エルの「新生Lカード」とレイクALSA、新生フィナンシャル カードローン(旧レイク)、新生フィナンシャルから引き継いだシンキ(NO LOAN)の取引のみ利用できる。形態上は銀行店舗(無人出張所)となっているが、レイクATMではLカードとNO LOANカード以外の取引(新生銀行キャッシュカードを含む)はできない。

「レイク」ブランドの再構成

2017年12月21日、新生銀行は無担保カードローンの事業戦略の見直しを発表した[2]。新生銀行本体で行う無担保カードローンを2015年に開始した「新生銀行スマートカードローン プラス」に一本化し、「新生銀行カードローン レイク」の新規契約は2018年3月末で終了した。また2018年4月より「新生フィナンシャル カードローン」の名称を「レイクALSA」に改めた。結果的に、2011年10月の「レイク」ブランド移行前の状態に復することになった。2019年11月に「新生銀行カードローン レイク」の名称を「新生銀行カードローン エル」に改称。2023年1月に「レイクALSA」の名称を「レイク」へ改称され、4年9ヶ月ぶりに元の名称に戻ることとなった。

ロゴマーク

黒文字の「新生銀行カードローン」に、緑の「L」と「エル」を組み合わせたデザイン。

新生銀行カードローン レイク時代のロゴは、前身(新生フィナンシャルおよび1998年まで存在したレイク(株式会社エル)から使われてきた緑の背景に白抜きの「レイク」を踏襲し、新生銀行のロゴタイプを上部に配した「新生銀行 レイク」と、横幅を広げて左端に4分の1程度の白地のスペースを設け、2行表記で「新生銀行 カードローン」のロゴマークを配置されたものの2パターンが存在した。 なお、「レイク」書体の角部分がわずかに丸みを帯びたものにマイナーチェンジされた。

CM

※太字は新生フィナンシャル時代のレイクから踏襲している人物・項目。

イメージキャラクター

起用期間 メインキャラクター サブキャラクター
2011年10月 - 2012年11月 山田優
2012年11月 - 2015年1月 菜々緒
2015年2月 - 2016年8月 AKB48[注 1]
2016年9月 - 2018年3月 上地雄輔
朝比奈彩
2018年10月 - 2022年6月 滝藤賢一
筧美和子[注 2]
2022年6月 - 千鳥

2018年3月以前の提供番組

★印はレイクアルサに移行して、スポンサーを継続。

脚注

注釈

  1. ^ 出演メンバーは、柏木由紀高橋みなみ横山由依倉持明日香北原里英峯岸みなみ
  2. ^ CM上は、「レイクアルサちゃん」というキャラクターで登場。

出典

  1. ^ 新生銀行組織図 (PDF)
  2. ^ 新生銀行グループの無担保カードローン事業戦略の見直しについて』(PDF)(プレスリリース)新生銀行、2017年12月21日http://www.shinseibank.com/corporate/news/pdf/pdf2017/171221_ccf_j.pdf2018年5月4日閲覧 

参考文献

関連項目

外部リンク


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