新大利根橋有料道路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 18:02 UTC 版)
1980年(昭和55年)4月17日から2010年(平成22年)4月17日までの30年間は、新大利根橋を含む、守谷市本町の乙子交差点から千葉県柏市根戸の布施入口交差点までの5.6kmが新大利根橋有料道路となっていた。ただし、実質的に有料区間となっていたのは新大利根橋に該当する区間のみで、その他の区間のみを通行する場合は無料となっていた。有料道路時代は茨城県道路公社が管理し、料金所は新大利根橋の取手市側出入口に設けられていた。有人のゲートにて料金を支払う形態で、ETCやクレジットカードによる料金収受には対応していなかった。また、深夜帯(0時から6時)は無人となり、無料で通行することができた。1冊あたりの枚数が多いほど割引率が高い回数券も発売していた。 歩行者及び自転車は、完全無料化以前から併設されている歩道を無料で通行することができた。但し、下記の通り「軽車両等 20円」との料金設定があり、かつ1999年(平成11年)4月1日までは「軽車両等」から自転車が除外されていなかったことから、かつては歩道にも鳥の巣箱ほど大きさの木製の自転車用料金箱が設置されていた。しかし、歩道は有人ゲートではないことからほとんど機能しなかった。さらに、隣接学区の制度を利用して取手市や守谷市から千葉県立柏高等学校、千葉県立柏北高等学校、柏市立柏高等学校、千葉県立柏中央高等学校、千葉県立東葛飾高等学校等へ通学する高校生が多く通行するが、そうした利用者からの不平不満を考慮した結果、自転車に対する料金設定を撤廃したものと見る向きもある。 近隣商業施設の中には、一定金額以上の買い物をした客へ、サービスとして無料通行券を渡すサービスを行っていた店舗もある。
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